ディズニーランドは「永遠に未完成」
おはよございます。今回は
生井俊さんの「ディズニーランド(また行きたくなる)7つの秘密」を読みました!
1章 細部へのこだわりがお客様の心を魅了する
2章 音が満ちた場所で胸が踊り出す
3章 常に変化、進化し続けるディズニーランド
4章 なぜディズニーのキャストは、モチベーションが高いのか
5章 ディズニーの世界にはまる「心理学」
6章 綿密なマーケティングの上に成り立つ、ディズニーの世界
7章 ディズニーランドでは、なぜ奇跡が起こるのか〜魔法の秘密〜
ディズニーランドといえば、夢の国ですよね?
なぜ僕たちが夢の国へ「また行きたい!」と思えるのか、気になったことはありませんか?
そこには、心を掴まれる「仕組み」と「仕掛け」があるのです。
ディズニーランドというと、「子供に人気」というイメージが強くないですか?
僕もそう思っていました。
しかし、データからすると入園者数の約7割が18歳以上の「大人」
この結果に僕は驚きました。
子供の遊び場ではなく、大人も魅了する場所だったのです。
そして何よりも僕がディズニーランドがすごいと感じたのは、「リピーター数」です。
リピーター比率は、なんと「約9割」近いというのです。
これは本当にすごい数字です。
平成29年度の入場者数が計3010万人というのにです。
ディズニーランドはなぜ、これほどまでに僕たちを「また行きたい」と思わせることができるのか?
僕が印象に残った部分を一部紹介します。
「世界観を優先するために、あいさつを変えている」
最初これがどういう意味なの疑問でした。
朝「おはようございます」
昼「こんにちわ」
夜「こんばんわ」
これが通常のあいさつですよね。
この本で例に挙げられているのが「ホーンテッドマンション」です
「おばけは昼間から出るのか?」
イメージは夜ですよね。
だから「ホーンテッドマンション」では「こんばんは」の挨拶でお客様を迎え入れるのです。
「赤ちゃんが(ハイハイ)できるくらいキレイにする」
みなさんも経験ありませんか?
友達や恋人の部屋に行った時、「キレイ」と感じたり「汚い」と思ったりしませんか?
どちらの方に「また行きたい」と思いますか?
(稀に、汚い方が居心地がいいと思う人もいると思います)
しかしキレイに越したことはありませんよね。
部屋に迎え入れる方も、大事な人が来るから「片付けしなきゃ」と思うことありませんか?
ディズニーはカストーディアルキャストが「約600人」いるそうです。
カストーディアルキャストはパーク内の片付けをする人たちです。
他のキャストもゴミがあればすぐに拾います。なので「約20000人のキャストがお掃除担当」しているのです。
常にキレイな状態を保つことの意識の高さ。
これもディズニーのこだわりですね。
「ディズニーランドは常に未完成」
これは、「新しいものを常に生み出す」ということなのです。
「飽きる」という言葉があります。
人間は同じ繰り返しを求めてはいません。期待に満ち溢れているのです。
もしディズニーランドが開園当時と全く変化がなかったら、誰が「また行きたい」と思うのか?
僕は思わないと思います。
常に新しいことを生み出そうとしているからこそ、これだけのリピーターを継続して得られているのでしょう。
今度ディズニーに行くときは、いろいろ観察してみようと思います。笑