『年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』
今回は午堂登紀雄さんの
「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」を読みました。
<本の目次>
・「損得勘定」を変えて成り上がる
・「お金の使い方」を変えて成り上がる
・「仕事のやり方」を変えて成り上がる
・「頭の使い方」を変えて成り上がる
・「勉強のやり方」を変えて成り上がる
・「働き方」を変えて成り上がる
・「マインド」を変えて成り上がる
・「人間関係」を変えて成り上がる
この本は納得させられる部分がたくさんあり、学べることが多かったです。
1項目ずつ、年収1億の人の考え方と年収300万の人の考え方の違いが説明してあります。
<僕が印象に残ったところを紹介します>
・300万の人は胃袋で食事をする
・1億の人は頭で食事する
胃袋で食事する人というのは、レストランに行っても、おいしいとかおいしくないとか、店の雰囲気がいいとか悪いとか、表面的な感想しか出てこない人のこと。
頭で食事するというのは、接客サービスのここが参考になるとか、テーブルの配置が人の動線をよく考えているとか、深いところまで観察していて、単なる食事でも、自分の学びの機会にしようとしている人のことです。
こんな発想なんて僕にはなかったので、1億稼ぐ人とこんなにも差があるのかと現実見せられましたね。笑
目の前の光景は多くの人にとって無価値でだろう。
しかし、その無価値な光景を自分の学びに変えることができる。
「日常はアイディアの宝庫である」
とても勉強になりますね。観察するということを意識すれば毎日収穫を得られる。
どんな小さなことでも観察してみると、積み重ねたもので素晴らしいアイディアが生まれるチャンスです。
・300万の人は自分の話したいことをしゃべる
・1億の人は相手が話したいことをしゃべらせる
1億の人は相手の心情を読んでいる。
「ああ、部長は自説を披露したいんだな」と敏感に察して、相手に話させる。
すると部長は「君はそんなことも知らないのかね。それはだね」と嬉々として話を続けるだろう。
人は誰でもしゃべるのが楽しいし、自慢したり説教したりするのが好きだ。
「こいつと話してて楽しいな。またあってやるか」と好印象をもち、関係が強まる。
僕は会話をただ平凡に何も考えずにして生きてきた。
相手の心情なんて考えたこともない。
今にも試してみたい技ですね。(今は一人なので無理ですが笑)
しゃべらせることでその会話の価値が変わります。
うまく心理を使うことで相手もいい気持ちにさせながら、自分も収穫を得ることができる最高の技ですね!
ここでは2つ書きましたが、この一冊にはまだまだ1億の人と300万の人を比較した考え方が書かれています。
考え方1つで大きく自分は変えられます。